ニッカウヰスキー(以下、ニッカウイスキー)は、日本を代表するウイスキーメーカーで、高品質でコスパが高くおすすめの銘柄がたくさんあります。
ハイボール用ウイスキーとして最強のコスパを誇る「ブラックニッカクリア」「リッチブレンド」から、スモーキーな香味とりんごの甘味が特徴の「竹鶴」、さらに「宮城峡」「フロム・ザ・バレル 」など、ニッカウイスキーのおすすめ15銘柄をランキング形式で紹介します。
SAKELOG管理人
山口 誠一郎
国産ウイスキーの中でニッカが一番好きです。ニッカが好きすぎて余市蒸留所の近所に引っ越しました。
筆者おすすめのニッカ銘柄を2つ紹介
フロム・ザ・バレル
(濃厚で力強い味わい)
7,315円 500ml
コスパと美味しさを考慮した一番のおすすめは、ニッカファンに絶大な人気を誇る「フロム・ザ・バレル」です。
アルコール度数は51%と高めですが、重厚な味わいでフレーバーの情報量が多いのが特徴です。
このウイスキーには、バーボンの熟成に使用した樽を再利用しているため、バーボンのようなメープル、バニラなどのわかりやすい甘味がしっかりと感じられます。余市のモルト原酒によるスモーキーな風味もほどよく感じられて、非常に完成度の高い一品です。
飲み方はストレートがおすすめですが、ハイボールでもかなり美味しいです。
Amazonでは1,400件を超える高評価があり、「フルーティーで美味しい」「濃厚で深みがある」と味わいを評価するコメントが多く見られます。
もう一つのおすすめは、3000円台で手に入る「ニッカ セッション」です。
ニッカ セッション
(フルーティーさ、スモーキーさのバランスが良い)
3,794円 500ml
こちらは、宮城峡と余市モルト原酒のほかに、スコッチをブレンドしているウイスキーです。
オレンジや青りんご、バニラの甘さが特徴で、ほんのりとスモーキーな風味も感じられます。
味の方向性は、1万円を超える「竹鶴ピュアモルト」に似ていますが、竹鶴より1万円ほど安いので非常にコスパが良いです。
実際にAmazonでも「竹鶴の雰囲気が味わえる」と高く評価されている人気銘柄です。
タップできる目次
ニッカウイスキーとは
ニッカウイスキーは、創業者の竹鶴政孝がウイスキーの本場スコットランドで技術を学び、日本で本格的なウイスキーの製造を始めた、日本を代表するウイスキーメーカーのひとつです。
さまざまな味わいが楽しめる多彩なラインナップを取りそろえ、国際的なウイスキーコンペティションでも高い評価を受けているニッカウイスキーは、世界中から注目されており、その人気はとどまるところを知りません。
余市蒸留所と宮城峡蒸溜所の特徴
ニッカウイスキーを製造している蒸溜所が、北海道余市にある「余市蒸溜所」と、宮城県にある「宮城峡蒸溜所」です。
余市蒸溜所は、ウイスキーの本場であるスコットランドと気候が似ていて、スモーキーな香りの素となる「ピート」が採れるこの地に、日本で初めて建てた蒸溜所です。
ここでは、世界で唯一「石炭を用いた直火蒸留」を行っており、重厚感のあるウイスキーを作っています。
また、スモーキーな風味が特徴のピートを用いた原酒も余市蒸溜所で製造されています。
一方の宮城峡蒸溜所は、「間接蒸留」を採用しており、爽やかでスッキリと甘みのあるウイスキーを製造しています。
この2つの蒸留所で作られた性格の違うウイスキーを組み合わせ、味わいに奥行きがあるさまざまな種類の銘柄が製造されています。
また、海外の蒸溜所の経営権も取得しており、スコットランドの「ベン・ネヴィス蒸溜所」もニッカウイスキーが所有しています。
実際に「ニッカ セッション」という銘柄などには、ベン・ネヴィス蒸留所の原酒が使用されています。ライトな酒質が特徴で、バニラ、青リンゴ、洋梨のような香味が特徴です。
ニッカウイスキーの特徴
日本人向けに飲みやすいウイスキーを製造しているサントリーとは対照的に、ニッカウイスキーは、本格的なスコッチウイスキーにも負けないスモーキーな香りと重厚な味わいが特徴です。
ですが、スモーキーさの中にも青リンゴや梨などのフルーティーさもあり、異なる味わいをバランスよくブレンドしている点が、ニッカ銘柄の魅力です。
ニッカウイスキーの種類と選び方
モルトウイスキーは個性を楽しみたい人におすすめ
![モルトウイスキーは個性を楽しみたい人におすすめ](https://sakelog7.jp/wp-content/uploads/2023/09/th_shopping-2023-09-16T052815.501-300x300-1.jpg)
フルーティーな甘味が特徴の「シングルモルト 宮城峡」
「宮城峡」「余市」などのモルトウイスキーは、強い個性と豊かな香りを楽しみたい人におすすめです。
モルトウイスキーとは、大麦麦芽のみを原料とし、単式蒸留器で蒸留した後、樽で熟成させたウイスキーのことを指します。
モルトウイスキーは原料の風味をしっかりと味わえるのが特徴です。例えば、「シングルモルト余市」などはニッカらしいスモーキーさとフルーティーさを兼ね備えた銘柄になっています。
グレーンウイスキーはクセのない味わいが好きな人におすすめ
![グレーンウイスキーはクセのない味わいが好きな人におすすめ](https://sakelog7.jp/wp-content/uploads/2023/09/shopping-29-1.webp)
バニラ、洋梨などの香味が特徴の「ニッカ カフェグレーン」
「ニッカ カフェグレーン」などのグレーンウイスキーは、バニラの甘味と梨などのフルーティーな甘酸っぱさが特徴です。
ニッカはスモーキーさが特徴とお伝えしましたが、グレーンウイスキーはスモーキーさが少ないので、クセのない味わいが好きな人に向いています。
ブレンデッドウイスキーはバランスの良さを求める人におすすめ
![ブレンデッドウイスキーはバランスの良さを求める人におすすめ](https://sakelog7.jp/wp-content/uploads/2023/09/th_shopping-2-300x300-2.jpg)
ほどよいピート香が美味しいブレンデッドウイスキー「ブラックニッカ ディープブレンド」
ウイスキー初心者の方は、まずブレンデッドウイスキーを選ぶことをおすすめします。
ブレンデッドウイスキーとは、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドしたものを指します。
フルーティーな香味と、ほのかにスモーキーさが感じられる銘柄が多くなっています。冒頭で紹介した「フロム・ザ・バレル 」や、写真の「ディープブレンド」などが人気銘柄です。
全体的にバランスの取れた味わいが特徴で、どんな飲み方でも美味しく、価格もリーズナブルなものが多くなっています。
ニッカウイスキーおすすめ比較一覧表
一覧表は「おすすめ順」と「安い順」「Amazon、楽天の評価数順」で見ることができます。
おすすめ順は、おいしさとコスパのバランスを評価してランキング順位を決定しています。
「安い順」は、100mlあたりの価格が安い順でランキング順位を決定しています。
No | 商品名 |
商品画像 |
価格 内容量 |
100ml あたり |
評価数 | 味わい | 度数 | 熟成期間 | ピート | 製造法 |
1 | フロム・ザ・バレル | ![]() |
7,315円 500ml |
1,463円 | 1,446件 | 甘口、重厚な味わいのウイスキー。 飲み慣れた人におすすめ |
51.5% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
2 | シングルモルト 宮城峡 |
![]() |
7,907円 700ml |
1,130円 | 540件 | フルーティーでライトな味わい。 初心者におすすめ |
45% | ノンエイジ | あり(弱め) | シングルモルトウイスキー |
3 | ニッカ セッション |
![]() |
3,794円 700ml |
542円 | 278件 | 3000円台で良いものを飲みたい人に 一番おすすめ |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | モルトウイスキー |
4 | ブラックニッカ ディープブレンド |
![]() |
1,605円 700ml |
229円 | 905件 | コスパ最強。ほどよいスモーキーさ、 まろやかな口当たり |
45% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
5 | スーパーニッカ |
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3,191円 700ml |
456円 | 121件 | フルーティーさとオーク、 ピートが絡み合う複雑な味わい |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
6 | ブラックニッカ リッチブレンド |
![]() |
6,654円 4L |
166円 | 785件 | 甘口でフルーティーな味わい。 初心者にもおすすめ |
40% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
7 | ブラックニッカ クリア |
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4,331円 4L |
108円 | 4023件 | クセのない味で飲みやすい! コスパが良い。毎日の晩酌におすすめ |
37% | ノンエイジ | なし | ブレンデッドウイスキー |
8 | ブラックニッカ スペシャル |
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2,849円 1440ml |
199円 | 455件 | 古き良き味わい。 昭和40年発売のロングセラー商品 |
42% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
9 | ニッカ カフェモルト |
![]() |
10,980円 700ml |
1,569円 | 74件 | カフェ式だからこそ味わえる モルトの甘さと芳ばしさが特徴 |
45% | ノンエイジ | なし | グレーンウイスキー |
10 | ニッカ カフェグレーン |
![]() |
8,550円 700ml |
1,221円 | 87件 | グレーンウイスキーとは思えないほど フレーバーの情報量が多い |
45% | ノンエイジ | なし | グレーンウイスキー |
11 | ザ・ニッカ12年 |
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22,480円 700ml |
3,211円 | 45件 | まろやかで飲みやすい。熟成感のある ウッディな香ばしさが特徴 |
43% | 12年 | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
12 | 竹鶴ピュアモルト |
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16,900円 700ml |
1,911円 | 303件 | 値段は高いが 飲みやすさは抜群 |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | モルトウイスキー |
13 | 伊達 |
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13,380円 700ml |
1,911円 | 32件 | ウッディな香りと蜂蜜・バニラを思わせる クリーミーな味わい |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
14 | 鶴 余市蒸留所限定品 |
![]() |
30,980円 700ml |
4,426円 | 16件 | フルーティーで華やかな味わい。 贈答用ならアリ |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
15 | シングルモルト 余市 |
![]() |
8,897円 700ml |
1,271円 | 570件 | リッチで力強い味だったが、 リニューアルで変化が |
45% | ノンエイジ | あり(弱め) | シングルモルトウイスキー |
順位 | 商品名 |
商品画像 |
価格 内容量 |
100ml あたり |
評価数 | 味わい | 度数 | 熟成期間 | ピート | 製造法 |
1 | ブラックニッカ クリア |
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4,331円 4L |
108円 | 4023件 | クセのない味で飲みやすい! コスパが良い。毎日の晩酌におすすめ |
37% | ノンエイジ | なし | ブレンデッドウイスキー |
2 | ブラックニッカ リッチブレンド |
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6,654円 4L |
166円 | 785件 | 甘口でフルーティーな味わい。 初心者にもおすすめ |
40% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
3 | ブラックニッカ スペシャル |
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2,849円 1440ml |
199円 | 455件 | 古き良き味わい。 昭和40年発売のロングセラー商品 |
42% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
4 | ブラックニッカ ディープブレンド |
![]() |
1,605円 700ml |
229円 | 905件 | コスパ最強。ほどよいスモーキーさ、 まろやかな口当たり |
45% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
5 | スーパーニッカ |
![]() |
3,191円 700ml |
456円 | 121件 | フルーティーさとオーク、 ピートが絡み合う複雑な味わい |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
6 | ニッカ セッション |
![]() |
3,794円 700ml |
542円 | 278件 | 3000円台で良いものを飲みたい人に 一番おすすめ |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | モルトウイスキー |
7 | シングルモルト 宮城峡 |
![]() |
7,907円 700ml |
1,130円 | 540件 | フルーティーでライトな味わい。 初心者におすすめ |
45% | ノンエイジ | あり(弱め) | シングルモルトウイスキー |
8 | ニッカ カフェグレーン |
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8,550円 700ml |
1,221円 | 87件 | グレーンウイスキーとは思えないほど フレーバーの情報量が多い |
45% | ノンエイジ | なし | グレーンウイスキー |
9 | シングルモルト 余市 |
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8,897円 700ml |
1,271円 | 570件 | リッチで力強い味だったが、 リニューアルで変化が |
45% | ノンエイジ | あり(弱め) | シングルモルトウイスキー |
10 | フロム・ザ・バレル | ![]() |
7,315円 500ml |
1,463円 | 1,446件 | 甘口、重厚な味わいのウイスキー。 飲み慣れた人におすすめ |
51.5% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
11 | ニッカ カフェモルト |
![]() |
10,980円 700ml |
1,569円 | 74件 | カフェ式だからこそ味わえる モルトの甘さと芳ばしさが特徴 |
45% | ノンエイジ | なし | グレーンウイスキー |
12 | 伊達 |
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13,380円 700ml |
1,911円 | 32件 | ウッディな香りと蜂蜜・バニラを思わせる クリーミーな味わい |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
13 | 竹鶴ピュアモルト |
![]() |
16,900円 700ml |
1,911円 | 303件 | 値段は高いが 飲みやすさは抜群 |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | モルトウイスキー |
14 | ザ・ニッカ12年 |
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22,480円 700ml |
3,211円 | 45件 | まろやかで飲みやすい。熟成感のある ウッディな香ばしさが特徴 |
43% | 12年 | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
15 | 鶴 余市蒸留所限定品 |
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30,980円 700ml |
4,426円 | 16件 | フルーティーで華やかな味わい。 贈答用ならアリ |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
順位 | 商品名 |
商品画像 |
価格 内容量 |
100ml あたり |
評価数 | 味わい | 度数 | 熟成期間 | ピート | 製造法 |
1 | ブラックニッカ クリア |
![]() |
4,331円 4L |
108円 | 4023件 | クセのない味で飲みやすい! コスパが良い。毎日の晩酌におすすめ |
37% | ノンエイジ | なし | ブレンデッドウイスキー |
2 | フロム・ザ・バレル | ![]() |
7,315円 500ml |
1,463円 | 1,446件 | 甘口、重厚な味わいのウイスキー。 飲み慣れた人におすすめ |
51.5% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
3 | ブラックニッカ ディープブレンド |
![]() |
1,605円 700ml |
229円 | 905件 | コスパ最強。ほどよいスモーキーさ、 まろやかな口当たり |
45% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
4 | ブラックニッカ リッチブレンド |
![]() |
6,654円 4L |
166円 | 785件 | 甘口でフルーティーな味わい。 初心者にもおすすめ |
40% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
5 | シングルモルト 余市 |
![]() |
8,897円 700ml |
1,271円 | 570件 | リッチで力強い味だったが、 リニューアルで変化が |
45% | ノンエイジ | あり(弱め) | シングルモルトウイスキー |
6 | シングルモルト 宮城峡 |
![]() |
7,907円 700ml |
1,130円 | 540件 | フルーティーでライトな味わい。 初心者におすすめ |
45% | ノンエイジ | あり(弱め) | シングルモルトウイスキー |
7 | ブラックニッカ スペシャル |
![]() |
2,849円 1440ml |
199円 | 455件 | 古き良き味わい。 昭和40年発売のロングセラー商品 |
42% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
8 | 竹鶴ピュアモルト |
![]() |
16,900円 700ml |
1,911円 | 303件 | 値段は高いが 飲みやすさは抜群 |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | モルトウイスキー |
9 | ニッカ セッション |
![]() |
3,794円 700ml |
542円 | 278件 | 3000円台で良いものを飲みたい人に 一番おすすめ |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | モルトウイスキー |
10 | スーパーニッカ |
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3,191円 700ml |
456円 | 121件 | フルーティーさとオーク、 ピートが絡み合う複雑な味わい |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
11 | ニッカ カフェグレーン |
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8,550円 700ml |
1,221円 | 87件 | グレーンウイスキーとは思えないほど フレーバーの情報量が多い |
45% | ノンエイジ | なし | グレーンウイスキー |
12 | ニッカ カフェモルト |
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10,980円 700ml |
1,569円 | 74件 | カフェ式だからこそ味わえる モルトの甘さと芳ばしさが特徴 |
45% | ノンエイジ | なし | グレーンウイスキー |
13 | ザ・ニッカ12年 |
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22,480円 700ml |
3,211円 | 45件 | まろやかで飲みやすい。熟成感のある ウッディな香ばしさが特徴 |
43% | 12年 | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
14 | 伊達 |
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13,380円 700ml |
1,911円 | 32件 | ウッディな香りと蜂蜜・バニラを思わせる クリーミーな味わい |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
15 | 鶴 余市蒸留所限定品 |
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30,980円 700ml |
4,426円 | 16件 | フルーティーで華やかな味わい。 贈答用ならアリ |
43% | ノンエイジ | あり(弱め) | ブレンデッドウイスキー |
ニッカウイスキーおすすめ人気ランキング15選
1.フロム・ザ・バレル
7,315円 500ml
甘口、重厚な味わいのウイスキー。飲み慣れた人におすすめ
個人的に一番おすすめなのが、ニッカファンに絶大な人気を誇る「フロム・ザ・バレル」です。
こちらは、「カスクストレングス」や「バレルプルーフバーボン」に匹敵する51%のアルコール度数がもたらす重厚な口当たりと複層的な味わい、香味の情報量が多いのが特徴です。
ウイスキーは通常、樽詰め or 瓶詰めを行う前に、ウイスキー原酒に加水してアルコール度数を調整します(近年はウイスキーにライトさ、スムーズさが求められる傾向にあるため)。
しかし、フロム・ザ・バレルは極力加水を抑え、原酒本来の旨みを味わえるように製造されている点がほかの銘柄との大きな違いであり、この銘柄最大の魅力でしょう。
モルト原酒、グレーン原酒ともにバーボンの熟成に使用した樽を使っているため、バーボンのようなメープル、バニラなどのわかりやすい甘味を最初に感じます。
次にドライフルーツのような熟成感のある甘味、キャラメルのコクのある甘味とビターさが現れ、カフェグレーンによる青リンゴ、柑橘系の爽やかさ、後味にモルトによるスモーキーな風味がふわっと香ります。
これらの香味が絶妙に調和しており、さらに実際の度数ほどアルコールの刺激を感じない「温かみのある味わい」が秀逸です(ノンエイジ表記ですが、3年熟成のグレーン、8~10年熟成のモルト原酒を使用という噂があります)。
フロム・ザ・バレルはストレートで味わうことをおすすめしますが、ハイボールでもかなり美味しいです。
製造法 | ブレンデッドウイスキー |
度数 | 51.5% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱め) |
2.シングルモルト 宮城峡
7,907円 700ml
フルーティーでライトな味わい。初心者におすすめ
宮城峡はサントリーの「山崎」と似たような雰囲気が味わえる銘柄として有名です。ニッカの美味しい銘柄の多くは、かなり値上げをしているのですが、このウイスキーは現在も定価で買えるのが大きな魅力でしょう。
バーボン樽とシェリー樽熟成のウイスキーのブレンドして造られる宮城峡は、リンゴや洋ナシの甘く華やかな香りと、バーボン樽由来のやわらかなバニラの香味、ほのかな樽香、スモーキーさが優しく広がります。
さすがに山崎と比較すると、開栓直後は熟成感と深みに欠けるうえ、香味の情報量も少ないのですが、しばらくするとアルコールの刺激が和らいでまろやかさと甘味が増し、感じ取れるフレーバーの種類が増えていきます。この値段を考えれば、山崎の代替品として十分におすすめできる一本です。
ライトな味わいなので初心者にも飲みやすく、ストレートかロックで味わって欲しいウイスキーです。
製造法 | シングルモルトウイスキー |
度数 | 45% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱め) |
3.ニッカ セッション
3,794円 700ml
3000円台で良いものを飲みたい人に一番おすすめ
「ニッカセッション」は、宮城峡と余市モルト原酒のほかに、先ほどお伝えしたスコットランドの「ベン・ネヴィス蒸溜所」などのモルト原酒を使っているのが特徴です。
商品名から想像できるように、国産ウイスキーとスコッチ、それぞれが個性を発揮しながら、心地よい音楽を奏でているかのような味わいが楽しめるのがコンセプトです。
また、この銘柄はグレーン原酒を使わず、モルト原酒のみをブレンドしたピュアモルト(ブレンデッドモルト)ウイスキーです。
口に入れた瞬間、オレンジや青りんご、バニラの甘さが広がり、最後に軽いピーティーな香りとスモーキーな苦味が感じられ、ここにニッカらしさを感じます。
ちょっとスモーキーさはあるものの、全体的に軽めの口当たりで甘口なので、初心者にもおすすめの銘柄です。
味の方向性は、1万円を超える「竹鶴ピュアモルト」に似ていますが、竹鶴より7000円も安いので非常にコスパの良い一本です。実際にAmazonでも「竹鶴の雰囲気が味わえる」と高く評価されています。
3000円台で良質なニッカ銘柄を飲みたい人におすすめのウイスキーです。
製造法 | モルトウイスキー |
度数 | 43% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱い) |
4.ブラックニッカ ディープブレンド
1,605円 700ml
コスパ最強。ほどよいスモーキーさ、まろやかな口当たり
ブラックニッカシリーズの中でも一番どっしりした味わいで、ニッカらしさを感じるのが、このディープブレンドです。
姉妹品である「リッチブレンド」は甘口で華やかな味わいですが、ディープブレンドはスモーキーな香味とコクのある味わいが特徴のウイスキーです。また、アルコール度数も45%と高く、加水が抑えられている分、濃厚な味わいが楽しめます。
ホワイトオークの新樽で熟成させたモルト原酒を使っているため、バーボンのようなバニラの甘い香りと新樽特有のウッディな香りが感じられます。
また、ほどよいピートのスモーキーさと苦味も味わえます。リッチブレンドのような甘味もありながら、苦味やスモーキーさもあり、ニッカらしい複雑さを低価格で実現しているのが、ディープブレンドの特徴です。
安くて飲みごたえがあるウイスキーが好きな方におすすめの銘柄です。
製造法 | ブレンデッドウイスキー |
度数 | 45% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱い) |
5.スーパーニッカ
3,191円 700ml
フルーティーさとオーク、ピートが絡み合う複雑な味わい
スーパーニッカは、余市蒸溜所のモルト原酒と宮城峡蒸溜所のモルト、グレーン原酒をブレンドし、さらに外国産の原酒もブレンドしている「国産ブレンデッドウイスキー」にあたる銘柄です。
シェリーを思わせるりんご、桃のような風味があり、オークを思わせるビターな味わいとスモーキーさがしっかりと感じられます。この後半のビター感が良いアクセントになっており、ニッカらしさを感じさせます。
ただし、全体的にライトな味わいなので、ストレートで飲むと物足りなさを感じるかもしれません。また、アルコール感も結構強いのですが、ハイボールか水割りで飲むと、とたんに刺激が消えてフルーティーさやチョコレートのようなビター感を感じることができます。
2000円台でニッカらしい味わいを楽しみたい人におすすめのウイスキーです。
製造法 | ブレンデッドウイスキー |
度数 | 43% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱い) |
6.ブラックニッカ リッチブレンド
6,654円 4L
甘口でフルーティーな味わい。初心者にもおすすめ
ブラックニッカシリーズの中でも甘味が強い「リッチブレンド」が一番好きという方は多いのではないでしょうか。ディープブレンドばかりだと飲み疲れてしまうこともありますが、そんな時に選びたいのが、このリッチブレンドです。
シェリー樽で5〜8年熟成させた宮城峡モルト原酒と、カフェグレーン原酒をブレンドした本品は、口に含んだ瞬間にレーズンのような甘い風味が感じられ、飲み込むとトウモロコシの甘い香りがふわっと香ります。
ニッカ特有のピートによるスモーキーさ、苦味が少ないので、ブラックニッカクリアの上位版のようなイメージで楽しむことができます。クリアに比べてコクもあり、ウイスキーらしさを味わうことができます。
製造法 | ブレンデッドウイスキー |
度数 | 40% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱い) |
7.ブラックニッカ クリア
4,331円 4L
クセのない味で飲みやすい!コスパが良い。ハイボール用としておすすめ
ブラックニッカ クリアは、癖のあるピートを一切使わずにつくられるため、初心者でも選びやすいウイスキーです。
良くも悪くも、ストレートで飲むと本当にクセが一切なく、正直ウイスキーの香味も弱くアルコールの刺激が強いので、人によっては焼酎のようなイメージを抱くかもしれません。
ですが、ハイボールにするとバニラやキャラメルのような甘い風味が花を開くように広がり、アルコールの刺激と炭酸が絶妙に調和します。
ロックでも飲みやすいですが、香りはほとんどしないので、ロックで飲むならリッチブレンドかディープブレンドをおすすめします。
製造法 | ブレンデッドウイスキー |
度数 | 37% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | なし |
8.ブラックニッカスペシャル
2,849円 1440ml
ニッカらしいスモーキーさと苦味が特徴
ブラックニッカスペシャルは、 余市蒸留所のモルト原酒とカフェグレーン、ベン・ネヴィスと思われる外国産の原酒を使用したウイスキーです。
バニラ、メープル、バナナなどの味わいもありますが、この銘柄はニッカの特徴的なスモーキーさと樽の香ばしさ、ハイカカオのチョコレートのようなビターな味わいが強く感じられます。
味の方向性はディープブレンドに似ていますが、まろやかさや深み、総合的な飲みやすさはディープブレンドの方が優れている印象で、スペシャルは樽感が強いので、わりと飲み慣れている人向けの銘柄です。
Amazonでは「ディープブレンドよりコスパが良いから好き」という評価が多く、また価格が高い「角瓶」の代替品として選ぶ人も多いようです(個人的には角瓶の方がマイルドで飲みやすく、本品は玄人向けのウイスキーだと思います)。
製造法 | ブレンデッドウイスキー |
度数 | 42% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱い) |
9.ニッカ カフェモルト
10,980円 700ml
カフェ式だからこそ味わえる、モルトの甘さと芳ばしさが特徴
カフェモルトを紹介する前に、簡単に「カフェモルトウイスキー」について説明しておきます。
ニッカウイスキーでは、グレーンウイスキーの製造に、世界でも珍しい「カフェ式蒸溜機」を使用しています。
詳しい説明は割愛しますが、一般的なグレーンウイスキーの製造に使う「連続式蒸溜機」よりも、トウモロコシなどの原料の香味がウイスキーに残りやすい特徴があります。
通常、グレーンウイスキーの製造には、トウモロコシなどの穀物を使い、大麦麦芽は使いません。しかし、ニッカは新しい試みとしてグレーンウイスキーの主原料に大麦麦芽、つまりモルトを使用したわけです。
原料はモルトを使っていますが、製造法はグレーンウイスキー(カフェグレーン)にあたるため、「カフェモルトウイスキー」と呼ばれています。グレーンウイスキーは無機質な味わいと表現されますが、その常識を大きく変えたのがニッカといっても過言ではないでしょう。
そんな挑戦から誕生した「ニッカ カフェモルト」は、バニラ、メープルの甘味、りんごの甘酸っぱさが感じられます。グレーンウイスキーの中でもかなり甘味が強く、グレーン単体でも十分に美味しい銘柄です。
ただし、異常なくらい高騰しているので、ネットで買うのはおすすめしません。バーで見かけたら飲んでみる感じで良いかと思います。
製造法 | グレーンウイスキー |
度数 | 45% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | なし |
10.ニッカ カフェグレーン
8,550円 700ml
バーボンっぽい甘味。クリーンで軽やか
「カフェグレーン」も、カフェモルトと同様にカフェ式連続式蒸溜機でつくられたグレーンウイスキーです。
口に含むと、バニラ、バナナ、青リンゴ、チョコレートのような甘い香味があり、バーボンのような印象です。
カフェモルト同様、こちらも日本より先に欧州で発売されており、海外ファンも多く、「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2016」で金賞を受賞しています。
国内外で評価される銘柄ではありますが、個人的にはフロムザバレルなど定番人気のブレンデッドウイスキーを一通り飲んでから試せば良いかと思います。
製造法 | グレーンウイスキー |
度数 | 45% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | なし |
11.ザ・ニッカ12年
22,480円 700ml
まろやかで飲みやすい。熟成感のあるウッディな香ばしさが特徴
ザ・ニッカ12年は、12年以上熟成させたモルト原酒と、グレーンについては最長30年前後熟成させた原酒を使用しているプレミアムウイスキーです。
アルコール刺激がほとんどなく、非常にマイルドで飲みやすい美味しいウイスキーです。バニラ、キャラメルの甘味に、樽の香ばしさとチョコレートのようなビターな旨みがしっかりと感じられます。
味わいは素晴らしいですが、こちらは2019年3月末日をもって終売しており、現在ヤフオクでも平均13,000円ほどで取引されています。
定価6,000円であることを考えると、あまりコスパが良いとはいえず、外国産のスコッチなら遥かにリーズナブルで上質なものが手に入ります(アベラワー12年など)。
製造法 | ブレンデッドウイスキー |
度数 | 43% |
熟成期間 | 12年 |
ピート | あり(弱い) |
12.竹鶴ピュアモルト
16,900円 700ml
かなり高価だが飲みやすさは抜群
「竹鶴ピュアモルト」は、余市蒸溜所と宮城峡蒸溜所でつくられたモルト原酒を掛け合わせたモルトウイスキーのため、「ピュアモルト」と呼ばれています。
この銘柄は、スモーキーで力強い香味の「余市モルト原酒」をバーボン樽で熟成させ、フルーティーで甘い「宮城峡モルト原酒」をバーボン樽とシェリー樽で熟成、それぞれを絶妙なバランスで合わせ、ニッカらしいフルーティーさの中にピートによるスモーキーな風味を感じられるのが特徴です。
リンゴ、梨、パイナップル、バニラ、樽のウッディな香り、かすかにスモーキーさも感じられますが、香りは宮城峡モルトと思われるフルーティーさと甘味が強いです。
口に含むと、メープル、梨、バニラ、焦がした樽のような香ばしさ、シナモンのようなスパイス感もあります。後味に余市モルトによるスモーキーさを感じます。
1万円を超えるプレミアム価格になっているので割高感は否めませんが、ニッカファンなら一度は飲んでおきたい銘柄です。
味の方向性は3つ目に紹介した「ニッカ セッション」に似ているので、コスパを重視するならセッションをおすすめします。
製造法 | モルトウイスキー |
度数 | 43% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱い) |
13.伊達
13,380円 700ml
ウッディな香りと蜂蜜・バニラを思わせるクリーミーな味わい
伊達は、宮城県限定で発売されているブレンデッドウイスキーです。2008年〜2009年に数量限定で発売されましたが、以降は通年商品として宮城県内限定で販売されています。
宮城県を代表する偉人「伊達政宗」にちなんだローカルウイスキーで、ラベルにも伊達政宗を象徴する三日月が描かれています。
本品には、宮城峡蒸溜所のモルト、カフェモルト、カフェグレーン原酒が使用され、さらにスコットランドに所有する「ベン・ネヴィス蒸溜所」のグレーン原酒も使用されています。
バニラ、キャラメル、リンゴ、メロン、ドライフルーツ、ホワイトオークのような香味が見事に合わさっており、ニッカ銘柄の中でもクセが非常に少なくて飲みやすいです。
ほんのわずかにピートのような風味も感じますが、 フルーティーな甘みとバニラや、キャラメルのわかりやすい甘みが強く感じられるので、どなたにも飲みやすい味わいだと思います。
美味しいのですが、定価3,850円であることを考えると割高と言わざるを得ません。甘口でフルーティーなニッカ銘柄を求めるなら、定価で買える「シングルモルト宮城峡」を個人的にはおすすめします。
製造法 | ブレンデッドウイスキー |
度数 | 43% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱い) |
14.鶴 蒸留所限定品
30,980円 700ml
フルーティーで華やかな味わい。贈答用ならアリ
「ニッカウイスキー 鶴」は、ニッカで最高のブレンデッドウイスキーと評される「鶴17年」のノンエイジウイスキーです。若いウイスキーを使用していますが、飲みにくさがなくフルーティーで優しい味わいが特徴です。
口に含むと、バニラ、チョコレート、ドライフルーツのレーズン、プルーン、アプリコット、シナモンを感じ、シェリー樽で熟成されたような甘く華やかな味わいが主張しています。
また、ピートの苦味やスモーキーさ、というより、樽由来のウッディな香ばしさが非常に強く現れていて、タンニンによるえぐみのようなものも感じます。若いウイスキーにも関わらず、荒々しさを感じない理由には、この樽感が寄与しているものと思われます。
美味しいですが、自分で買って飲むにはコスパが悪いです。贈答用には喜ばれると思うので、もらって嬉しい銘柄だと思います。
製造法 | ブレンデッドウイスキー |
度数 | 43% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱い) |
15.シングルモルト 余市
8,897円 700ml
リッチで力強い味わいだが、リニューアルで変化したという声も
「シングルモルト 余市」は、スモーキーな香り、重厚で力強く、複雑な味わいが特徴のウイスキーです。
名前が示すように、この銘柄は余市蒸留所で作られた力強いモルト原酒のみを使用しており、さらにその原酒を、樽の香味が非常に強くあらわれるホワイトオークの新樽で熟成させているのが最大の特徴です。
通常は、新樽で熟成させると、樽の香りが強くなりすぎて、モルトの風味が消えてしまう恐れがあるため、通常モルト原酒の熟成に新樽は使われません。
しかし、余市モルトはもともと個性が強いので、新樽で熟成させても、香りや味わいが損なわれないと考えてつくられました。
現行の余市を口に含むと、オーク樽とピートが合わさったスモーク感とキャラメル、麦芽、わずかにフルーティーさも感じます。
ただ、現行の余市に関してはAmazonレビューでも厳しい意見が多く、「リニューアル後に美味しくなくなった」「アルコール感が強く、香味が全体的に弱い」というコメントが見られます。
昔から余市を愛飲してきた人は味が変わったと感じるかもしれませんが、個人的にはニッカ銘柄の中でも濃厚で甘味が強く、美味しいと感じました。
製造法 | シングルモルトウイスキー |
度数 | 45% |
熟成期間 | ノンエイジ |
ピート | あり(弱い) |
ニッカおすすめまとめ
ここで一旦、内容をまとめます。
- ウイスキーの味をしっかり楽しみたい人→フロム・ザ・バレル(1位)
- フルーティーで甘口ウイスキーが好きな人→シングルモルト宮城峡(2位)
- コスパがよくて美味しいものを買いたい→ニッカ セッション(3位)
ネットなどの評判を見ていても、フロム・ザ・バレルは非常に人気です。度数が51%なので重厚です。個人的にも一番好きな銘柄です。
ニッカウイスキーの美味しい飲み方
ストレート
ストレートは、ウイスキー本来の香りや甘味がダイレクトに感じられます。どんな銘柄もまずはストレートで味わってみることをおすすめします。
ただし、ウイスキーは度数が高いので、フロムザバレルなどをストレートで飲むと、人によっては口内がヒリヒリします。そのため、チェイサー(お水)を用意することをおすすめします。
ハイボール
ハイボールは、ブラックニッカクリアなどの安価で荒々しいウイスキーも美味しくなる飲み方です。
ノンエイジのウイスキーはアルコールの刺激が強いですが、ハイボールにするとアルコールの刺激と炭酸がマッチして、爽快感が生まれます。
ビールと比較してプリン体が圧倒的に少なく、食事にも合わせやすいので代替品としても人気です。
オンザロック
オンザロックは、ストレートの味わいも楽しめて、時間が経つと氷が溶けることによって、水割りの味わいも楽しめるのがポイントです。
また、氷で急激に冷やすことで、ウイスキーの口当たりがよくなると同時に、アルコールの刺激や強い香りもマイルドになって飲みやすくなります。
グラスに大きめの氷を入れ、ウイスキーを注ぎ、マドラーで軽くかき混ぜて飲みます。オン・ザ・ロックは冷たさが命なので、溶けにくい大きめの氷を使うのがおすすめです。
ニッカウイスキーの工場見学もできる
ニッカウイスキー余市蒸溜所では、実際にウイスキーづくりに使われている貴重な建物や製造工程を見学できるガイドツアーを実施しています。
また、ガイドツアーに参加しなくても楽しめるニッカミュージアムや、限定ウイスキーを購入できるショップもあります。
余市蒸溜所の工場見学では、ガイドがウイスキーの製造方法やニッカの歴史について説明し、ツアーの最後には無料のテイスティングを楽しめます。
無料で参加できるガイドツアー(所要時間:約70分)と、ウイスキーを楽しむ有料セミナーを選べます)無料のツアーでもウイスキーの試飲ができます!)。
余市蒸留所の売店で限定ウイスキーが買える
北海道の余市蒸留所では、売店でしか買えないウイスキーが手に入ります。
- 余市ピーティ&ソルティ:700ml 8,500円
- 余市シェリー&スイート、余市ウッディ&バニラ:180ml 3,000円
- 余市蒸留所限定ブレンデッドウイスキー:700ml 3,500円
- 余市:700ml 7,700円
※今回手に入った余市50mlのミニボトルは900円くらいだったと思います。
結論として、余市ピーティ&ソルティは通常の余市よりも甘味とコクが強くてかなり美味しいです。
売店では通常の余市が圧倒的に人気なので入荷すると一瞬で完売し、ピーティ&ソルティはいつも大量に売れ残っているので比較的いつでも買えます。なので、個人的には通常の余市よりもピーティ&ソルティが圧倒的におすすめです。
シェリー樽の余市は特有のゴムっぽさが強く出ていて個人的にはそこまでおすすめしません。
ウッディ&バニラはバーボン系の甘味が強くて美味しいですね。ただピーティ&ソルティには敵わないかな、という印象です。
なお、余市蒸留所の売店のみ利用することもできます。売店には駐車場もあるので近くの方は車で行くこともできます。
![余市蒸留所の売店で限定ウイスキーが買える](https://sakelog7.jp/wp-content/uploads/2023/09/th_640f750_528_60_sharpen.jpg)
ニッカミュージアムの駐車場。左側の建物が売店です。
ちなみに、車で行く際は「余市蒸留所」とナビに入れるとツアー予約者専用の駐車場に案内されることがあるので、「ニッカミュージアム」を目的地すると確実です。
ニッカウイスキーを楽しもう
今回は、ニッカウイスキーおすすめ人気ランキング15選を紹介しました。
他にも、ニッカを含めたジャパニーズウイスキーのおすすめ銘柄をランキング形式で紹介しています。
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