ホット・お湯割りが美味しいウイスキーおすすめランキング19選【2024年】

ウイスキーはロックやハイボールで飲むのが一般的ですが、ウイスキーをお湯で割る「ホットウイスキー」も人気の飲み方です。

ウイスキーをお湯割りにすると、バニラやメープルの甘い香りが引き立ち、体も温まるので冬にはとても重宝する飲み物です。

本記事では、ホット・お湯割りにすると美味しいウイスキーのおすすめランキング19商品を紹介します。

筆者おすすめのホット用ウイスキー

ジャックダニエル ジェントルマンジャック（お湯割りと相性抜群！）

3,321円 750ml

ジェントルマンジャックは、ジャックダニエル蒸留所で製造されるウイスキーです。ラインナップのなかでも甘味が強く、飲みやすいのが特徴です。

バニラの濃厚で甘い香り、メープルやキャラメルの甘味、とにかくクセのない飲みやすさがおすすめのポイントです。

お湯割りにすると甘い香りが引き立って本当に美味しいです。お湯割りはもちろん、ストレートで飲んでも濃厚な甘味が楽しめます。

Amazonでも「ジャックダニエルより甘みが強い」「12年物のスコッチと比べても美味しい」「コスパ最強」などと高評価のコメントが多い人気商品です。

ウイスキーのお湯割りとは

本場スコットランドで定番の飲み方

ウイスキーのお湯割りは、名前の通り、ウイスキーをお湯で割ったホットカクテルです。

ウイスキーの本場スコットランドやアイルランドでは、寒い日のホットドリンクとしても親しまれています。海外では「ホット・トディ」と呼ばれ、伝統的な風邪の特効薬として知られています。

日本では「ホットウイスキー」とも呼ばれ、香り高いウイスキーを飲むときや冬の寒い日によく飲まれています。

ウイスキーお湯割りの作り方

おいしいウイスキーのお湯割りを楽しんでいただくために、基本の作り方を紹介します。

グラスにお湯を入れて温める	冷めたグラスに注ぐと、ウイスキーの温度が急激に下がります。そのため、お湯割りに使うカップは、あらかじめお湯を注いで温めておくことをおすすめします。
ウイスキーを注ぐ	お湯を注いでからある程度時間が経ったら、グラスの中のお湯を捨て、ウイスキーを注ぎます。ウイスキーの量はカップの3分の1から4分の1が適量です。
お湯を加える	ホットウイスキーの適温は80℃前後です。80℃より高いと風味が損なわれ、80℃より低いとウイスキーの香りが引き出せません。ウイスキーとお湯の割合は、ウイスキーの2～3倍が目安ですが、濃さは好みによりますので、自分に合った割合を見つけましょう。

ウイスキーのお湯割りは邪道？

ホットウイスキーや、ウイスキーのお湯割りには賛否両論ありますが、ウイスキーのお湯割りが邪道というわけではありません。

先述の通り、寒さが厳しいウイスキーの本場スコットランドやアイルランドでは、古くから体を温めるウイスキーの飲み方として親しまれています。

好みは分かれるかもしれませんが、決して邪道ではありませんので、ウイスキーのお湯割りを楽しんでください。

お湯割り・ホットウイスキーには体に嬉しい効果も

日本で古くから飲まれている「エッグノッグ」のように、スコットランドやアイルランドでは、ウイスキーのお湯割りは体を温めるためや風邪をひいたときによく飲まれています。

また近年では、ウイスキーを飲むことで得られる効能や健康効果にも注目が集まっています。

ここから、ウイスキーを飲むことで得られる嬉しい2つの効果を紹介します。

1.リラックス効果・ストレス緩和

ホットウイスキーは、水割りやロックとは異なる、木樽で長期熟成させたウイスキーの香りを楽しむことができます。

この香りには「森林浴 」のようなリラックス効果があると言われており、ストレス緩和にもウイスキーのお湯割りは効果的です。

2.ポリフェノールによる美容効果

ウイスキーに含まれる樽由来のポリフェノールの総称が「樽ポリフェノール」です。

樽ポリフェノールの代表例は「エラグ酸」と「リオニオレシノール」。

いずれも強い抗酸化作用や活性酸素を抑える働きがあり、アンチエイジングや美肌効果が期待できる成分です。

お湯割り・ホットに合うウイスキーの選び方

ホットウイスキーに合う銘柄の選び方は、以下3つがポイントになります。

• 甘味が強いウイスキーを選ぶ（初心者向き）
• ブレンデッドウイスキーを選ぶ（初心者向き）
• あえて癖の強いウイスキーを選ぶのもあり（飲み慣れた人）

甘味があるウイスキーを選ぶ

初心者やウイスキーに馴染みのない女性には、バニラやメープルの甘味の「ジェントルマンジャック」や、アルコールの刺激が少ない「カナディアンクラブ12年」など、甘口のウイスキーがおすすめです。

また、ジムビームアップルなど、フレーバーがついている甘口のウイスキー（リキュール）もおすすめです。こちらはアルコール度数が32%なので、通常のジムビームより8%も低く、かなり飲みやすいホットウイスキーになります。

ブレンデッドウイスキーを選ぶ

ホットウイスキーは、さまざまな香りがブレンドされたウイスキーのほうがおいしい傾向にあります。

香味に特徴のあるシングルモルトウイスキーの場合、ホットウイスキーにすると癖のある香りや味わいが強く出ることもあります。

一方、ブレンデッドウイスキーは味と香りのバランスを考えてつくられているため、お湯割りでも癖が強くならず、美味しく飲むことができます。

また、ブレンデッドウイスキーは様々なウイスキー原酒の香りが複雑に混ざり合っているため、温めることでそれぞれの香りが増幅されます。

そのため、ストレートで飲むよりも香りを楽しむことができます。

あえて癖の強いウイスキーを選ぶ

「ピート」という泥炭を炊いて、原料にスモーキーな風味をつけたスコッチ（ラフロイグ10年など）、あえて癖の強いウイスキーを選ぶのもありです。

ラフロイグは世界的に大人気のスコッチですが、正露丸やスモーキーな香りだけなく、バニラ、カスタードのような甘味もあるため、意外とホットウイスキーにしても甘味がしっかり感じられて美味しいです。

クセの強さをランキングにした記事もあるので、詳しくはこちらをご覧ください。

関連→スモーキーなピート最強ウイスキーランキング20選【2024年】

ホット・お湯割りが美味しいウイスキーおすすめ比較一覧表

一覧表は「おすすめ順」と「安い順」「Amazon、楽天の評価数順」で見ることができます。

おすすめ順は、甘みの強さ、飲みやすさ、コスパを総合的に評価してランキング順位を決定しています。

「安い順」は、100mlあたりの価格が安い順でランキング順位を決定しています。

ホット・お湯割りが美味しいウイスキーおすすめランキング19選

1.ジャックダニエル ジェントルマンジャック

3,321円 750ml

メープルとバニラの濃厚な甘味が好きな人におすすめ

ジェントルマンジャックは、アメリカのテネシー州にある「ジャックダニエル蒸留所」で製造されるウイスキーです。

数あるラインナップのなかでも甘味がより強いのが、このジェントルマンジャックです。

バニラの濃厚で甘い香り、メープルやキャラメルの甘味、とにかくクセのない飲みやすさがおすすめのポイントです。

ジャックダニエルの大きな特徴は、木炭を使ってウイスキーをろ過する「チャコールメローイング」という製法です。

これによって雑味がなくなるため、甘味が引き立つのですが、ジェントルマンジャックはろ過を通常の2倍行うため、通常のジャックダニエルよりメープルの風味が強く感じられます。

お湯割りにすると甘い香りが引き立って本当に美味しいです。

冒頭でお伝えしたように、Amazonでは「ジャックダニエルより甘みが強い」「12年物のスコッチと比べても美味しい」など高評価のコメントが多い人気のウイスキーです。

製造法	テネシーウイスキー
度数	40%
熟成期間	ノンエイジ
ピート	なし

2.メーカーズマーク

2,950円 700ml

海外のホットトディ用ウイスキーとしても人気

メーカーズマークは、トウモロコシのほかに甘味が強い「冬小麦」を使っているのが特徴で、もともと甘味が強いバーボンの中でも特に甘くて濃厚な味わいが楽しめます。

バニラとはちみつの甘さ、オレンジ、樽由来のウッディな香り、ナッツのような香ばしさ、小麦の風味が味わえます。

ジェントルマンジャックよりアルコール度数が5%高いので、お湯割りにしても味が崩れにくいのもポイントです。ウイスキーの味をしっかり感じたい人におすすめです。

製造法	バーボンウイスキー
度数	45%
熟成期間	6~7年
ピート	なし

3.ジムビームアップル

2,005円 700ml

濃厚な甘味と青りんごを味わいたい人におすすめ

ジムビームアップルは、世界一売れているバーボンウイスキーの「ジムビーム」に青りんご風味のスピリッツを加えたものです。

こちらは、マイルドな口当たりと爽やかな味わいが特徴です。

青りんごの甘酸っぱさと、バーボンのバニラの香りを感じます。通常のジムビームよりも甘いのでウイスキーを飲み慣れていない初心者の方におすすめです。

ホットウイスキーにすると香りがさらに増し、本当に青リンゴをかじったような美味しさが楽しめます。

製造法	リキュール
度数	32%
熟成期間	ノンエイジ
ピート	なし

4.カナディアンクラブ12年

2,291円 700ml

アルコールの刺激が少ないウイスキーを求める人におすすめ

「カナディアンクラブ12年」は、カナダを代表するブランドのウイスキーで、日本のサントリーが販売しています。

カナディアンウイスキーは世界5大ウイスキーの中でもクセが少なくて飲みやすいものが多いですが、こちらは前述のとおり、12年の熟成を経ているため、アルコールの刺激が和らいでいて非常に飲みやすいのが特徴です（若いウイスキーにありがちな荒々しさが少ない）。

バニラのような甘みにナッツとスパイスの香り、余韻にオーク樽の木の風味が感じられます。

12年熟成ウイスキーの中では価格が非常に安いので、お湯割り用だけでなく、ハイボールなどで食中酒としても飲むのもおすすめです。

ホットウイスキーにすると、メープルやバニラの甘い香りが引き立って美味しいです。

刺激が少ないウイスキーを求める人におすすめです。

製造法	カナディアンウイスキー
度数	40%
熟成期間	12年
ピート	なし

5.シーバスリーガル12年

3,207円 700ml

クリーミーでまろやかな口当たりが好きな人におすすめ

シーバスリーガル12年は、スコッチのプリンスと呼ばれ、世界的に評価が高いウイスキーです。

はちみつとバニラ・ハーブ・フルーツの香りに、熟したりんごのような味わいが感じられます。

甘味はジェントルマンジャックの方が強いですが、こちらは、どんな人でも美味しいと感じるであろう味のバランスの良さと、フルーティーな風味が特徴です。

バニラなどの甘味の中に、フルーティーな酸味を含む華やかさを味わいたい人におすすめのホット用ウイスキーです。

製造法	ブレンデッドウイスキー
度数	40%
熟成期間	12年
ピート	なし

6.ニッカウヰスキー フロム・ザ・バレル

6,869円 500ml

重厚な味わいで力強いウイスキー

ニッカウヰスキーで製造される「フロム・ザ・バレル」は、どんな飲み方でも美味しいと定評があり、ニッカファンに絶大な人気があるジャパニーズウイスキーです。

一般的なウイスキーは、瓶詰めをするときに割水して薄めることで、アルコール度数を40%程度に調整します。

しかし、こちらは加水を最小限にとどめているため、ウイスキー本来の重厚な味わいを楽しめるのが特徴です。

少量のお湯を加えて飲むと、ドライフルーツの香りとチョコレートの甘味を楽しめます。

先ほど紹介したメーカーズマークよりも度数が高いので、パワフルな味わいを求める人におすすめです。

日本の美味しいウイスキーは全体的に価格が高騰していますが、フロム・ザ・バレルは比較的リーズナブルに買えます。

本当に美味しいので、お湯割りだけでなくストレート、ロックでも味わって欲しい銘柄です。

製造法	ブレンデッドウイスキー
度数	51%
熟成期間	ノンエイジ
ピート	なし

7.富士山麓 シグニチャーブレンド

4,516円 700ml

甘味が強い。初心者におすすめのホット用ウイスキー

「富士山麓シグニチャーブレンド」は、キリンビールが所有する富士御殿場蒸留所でつくられるジャパニーズウイスキーで、メープルのような甘味がかなり強いです。

本品は「ノンチルフィルター」という製法でつくられているのが大きな特徴です。ノンチルフィルター製法とは、冷却ろ過していないウイスキーのことです。

通常のウイスキーは、チルフィルターと呼ばれる「冷却ろ過」を行い、ウイスキーの温度が低くなることで生じる澱（おり）や白濁が出ないようにします。しかし、澱や白濁はウイスキーの香味成分なので、本当は取り除かなくて良いものです。

ですが、ウイスキーが濁っていると見た目が良くないので、通常は冷却ろ過をして、ボトルの温度が低くなっても綺麗な琥珀色を保つようにします。

しかし、富士山麓はあえて冷却ろ過をせず、すべての香味を余すことなくボトルに詰め込んで、ウイスキー本来のおいしさが味わえるように作られています。

ホットウイスキーにすると、メープルや焼き菓子のような甘い香りが際立ちます。

度数50%と高めですが、お湯割りにするとアルコール度数が下がって飲みやすくなるので、初心者にもおすすめのホット用ウイスキーです。

製造法	ブレンデッドウイスキー
度数	50%
熟成期間	ノンエイジ
ピート	なし

8.ウッドフォードリザーブ

4,148円 750ml

バニラ、キャラメルの甘味が強い

ウッドフォードリザーブは、バーボンウイスキーの中でも非常に飲みやすい銘柄として有名で、バニラ、キャラメル、メープルの甘味が強いです。

こちらは、アイリッシュウイスキーと同じ「3回蒸留」という製法でつくられていて、味に尖った要素が一切なく、ウイスキーに慣れていない人でも非常に飲みやすいのが特徴です。

Amazonでも「口の中に一気に甘い香りが広がる」「メープルシロップの甘さとドライフルーツの余韻」など、甘くておいしいと評価するレビューが多い人気のウイスキーです。

製造法	バーボンウイスキー
度数	43%
熟成期間	ノンエイジ
ピート	なし

9.グレングラント10年

3,507円 700ml

紅茶・柑橘系フルーツの華やかな香り

グレングラント10年は、紅茶・柑橘系の華やかな香りとキャラメル・はちみつの甘い香りがあり、フルーティーでやわらかくスッキリとした味わいが特徴です。

お湯割りにすると花のような、フルーツのような華やかな香りが引き立ち、上品さを感じることができます。

「ウイスキー・バイブル」という雑誌で「ベスト・シングルモルト・スコッチ」を5年連続で受賞するなど実力のあるウイスキーです。

製造法	シングルモルトウイスキー
度数	40%
熟成期間	10年
ピート	なし

10.ジョニーウォーカーブラックラベル12年

3,134円 700ml

フルーツのような甘味、ピート香を感じるスモーキーさ

「ジョニーウォーカーブラックラベル12年」は、世界で1番売れている同ブランドの看板商品です。

ここまで紹介した中では、初めて「ピート香」と呼ばれるスモーキーな風味を感じられる銘柄となっています。

といっても、飲みにくさを感じるほどの強いクセではなく、ほどよいスモーキーさとフルーツのような甘い風味が楽しめます。

優れた味わいでコストパフォーマンスが良いスコッチなので、ホット用として初心者にも選びやすい一品です。

製造法	ブレンデッドウイスキー
度数	40%
熟成期間	12年
ピート	あり（弱め）

11.サントリー オールド

2,417円 700ml

まろやかな甘味と濃厚な味わい。クセがなく飲みやすい

サントリーオールドは、「シェリー樽」というフルーツの甘味が強く出る樽で熟成されていて、はちみつやレーズンの甘味がかなり強く、まろやかな味わいが特徴です。

僕が初めて飲んだウイスキーは、同じサントリーの「山崎」という人気銘柄ですが、オールドは山崎に似ている雰囲気を格安で味わえます。

もちろん、熟成年数は浅いので山崎よりアルコールの刺激を感じますが、ホットウイスキーにするとマイルドになり、甘さが一層強く感じられて美味しいです。

また、スモーキーさやピート香はないので、どなたにも飲みやすいおすすめのホット用ウイスキーです。

製造法	ブレンデッドウイスキー
度数	43%
熟成期間	ノンエイジ
ピート	なし

12.モンキーショルダー

3,653円 700ml

洋梨、バニラの甘さが強い。ホットウイスキーにおすすめ

モンキーショルダーは、Youtubeで「コスパ最強」と紹介されてから品薄になっている人気銘柄です。

こちらはモルトだけを使った、「100%ブレンデッドモルト」という新しいカテゴリーのスコッチウイスキーです。

お湯割りにすると、バニラの甘い香りと柑橘系のフルーティーさ、オレンジピールのビターな味わいが楽しめます。

上品で綺麗な味わいがリーズナブルに楽しめるため、Amazonでは8,000件を超える高評価を得ています。

ホットだけでなく、ハイボールやロックでも美味しいので、いろんな飲み方で楽しめるのが魅力です。

製造法	ブレンデッドモルトウイスキー
度数	40%
熟成期間	ノンエイジ
ピート	なし

13.オーヘントッシャン12年

3,199円 700ml

甘さの中に草原のような爽やかさ。軽くて飲みやすい

オーヘントッシャン12年は、麦芽やクリームブリュレのような甘い香りの中に、紅茶や青草のような爽快さが特徴のウイスキーです。

ライトな口当たりで飲みやすく、香りも上品で、なめらかな口当たりの中に柑橘系の爽やかさが味わえます。

ホットウイスキーにすると多層的な風味が際立ち、初心者でも立体感のある香味が楽しめます。

こちらもジョニーウォーカーと同じように「ピート」を使って製造されますが、スモーキーさは控えめなので、比較的どんな方でも美味しく楽しめるウイスキーです。

製造法	シングルモルトウイスキー
度数	40%
熟成期間	12年
ピート	あり（弱め）

14.フォアローゼズ

2,045円 700ml

花と果実の香りが特徴のバーボン

4輪のバラが描かれたフォアローゼスは、本当に花と果実の香りが楽しめるバーボンウイスキーです。

バーボンの中でも甘すぎず、軽くやさしい味わいで、バニラやメープルのほかに上質なチョコレートを思わせる風味も感じられます。

ホットウイスキーにすると花のような香りが際立ち、とても華やかな印象になります。

製造法	バーボンウイスキー
度数	40%
熟成期間	ノンエイジ
ピート	なし

15.クラウンローヤル リーガルアップル

4,999円 1000ml

やさしい甘さ。強いウイスキーが苦手な方におすすめ

カナディアンウイスキーの人気銘柄「クラウンローヤル」に、りんごの風味を付けたリキュールが、この「リーガルアップル」です。

りんごの甘い香りと爽やかな風味が特徴で、お湯割りにすると優しい甘さになって美味しいです。

こちらはすでに日本への出荷が停止しているため、なくなり次第終了となります。

これを受けて価格が高騰しているため、購入できるうちに試しておくのがおすすめです。

製造法	フレーバードウイスキー
度数	35%
熟成期間	ノンエイジ
ピート	なし

16.タラモアデュー

2,814円 700ml

蜂蜜の甘味が特徴のアイリッシュウイスキー

タラモアデューは、原料にしている大麦の風味と、穀物の豊かな甘みが特徴のアイリッシュウイスキーです。

大麦のほかに軽やかなユーカリ、レーズンのフルーティーな香り、蜂蜜の甘みがあります。

アイリッシュウイスキーは全体的にクセがないので飲みやすく、初心者にもおすすめですし、どんな食事にも合わせやすいのも強みです。

中でもタラモアデューは特にクセがなく、甘みが強いのでホットウイスキーの入門としておすすめです。

製造法	ブレンデッドウイスキー
度数	40%
熟成期間	ノンエイジ
ピート	なし

17.アベラワー12年 ダブルカスクマチュアード シングルモルト

6,600円 700ml

2種類の樽を使って熟成されたウイスキー

アベラワー12年は、ワインの保存に使われる「シェリー樽」と、「バーボン樽」の2種類を使って熟成されたウイスキーです。

この製法によって、リンゴ、レーズン、桃のようなフルーティーさが明瞭に感じられ、バーボン樽由来のキャラメルやカスタードの甘味も楽しめます。

今回紹介したウイスキーの中でも高価ですが、今までのウイスキーにはない「リッチな熟成感」を楽しめます。

あまりお湯を入れすぎるとせっかくの風味が崩れるので、少量のお湯を加えて飲むのがおすすめです。

製造法	シングルモルトウイスキー
度数	40%
熟成期間	12年
ピート	なし

18.ホワイト＆マッカイ トリプルマチュアード

2,179円 700ml

シェリー樽で3回熟成したリッチな味わいが特徴

ホワイト＆マッカイは、シェリー樽で3回にわたって熟成する「トリプルマチュアード」という製法でつくられ、まろやかでなめらかな甘い飲み口が特徴です。

ロックやストレートで飲むと、砂糖を焦がしたような甘さとレーズンの香り、フルーツの風味がバランスよく味わえます。

ホットウイスキーにすると、はちみつやキャラメルのような甘味が感じられて美味しいです。

世界で最も権威あるお酒の品評会「IWSC（インターナショナル・ワイン＆スピリッツ・コンペティション）」で何度も受賞歴がある確かな実力のあるウイスキーで、お手頃な価格で買えるのも魅力です。

製造法	ブレンデッドウイスキー
度数	40%
熟成期間	ノンエイジ
ピート	なし

19.ラフロイグ10年

7,081円 700ml

個性が強い。クセのあるウイスキーが好きな人におすすめ

最後に紹介するラフロイグ10年は、「好きになるか嫌いになるか」というキャッチーなシングルモルトウイスキーです。

先ほどお伝えしたように、お湯割りにしても「ヨード香」といわれる正露丸のような香りがあり、潮風や焚火の燃えカスのような香りも感じられます。

ですが、スモーキーの中にしっかりとバニラなどの甘味が感じられ、実はかなり美味しいウイスキーです。

チャールズ国王も愛飲する一品で、個性的なお湯割りウイスキーを飲みたい人におすすめです。

Amazonでは7000件超えの評価があり、熱狂的なファンに支持されている人気銘柄です。

製造法	シングルモルトウイスキー
度数	43%
熟成期間	10年
ピート	あり（強め）

ウイスキーの売れ筋ランキング

Amazonや楽天で売れ筋のウイスキーランキングもチェックしてみてください。

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ホット・お湯割りウイスキーのアレンジレシピ

ジャム

ホットウイスキーに小さじ1杯程度のジャムを加えると、甘みとフルーティーな香りが加わり、初心者でも飲みやすくなります。

特にリンゴを使ったジャムはホットウイスキーによく合います。イチゴやブルーベリーなどのベリー類もよく合います。

レモン

ハイボールによく入っているレモンは、ウイスキーのお湯割りと相性抜群。

レモンの爽やかな風味と香りがウイスキーに加わり、香りを引き出しながら飲みやすくなります。

値段も手ごろで手に入りやすいので、おすすめのアレンジです。

はちみつ

ホットウイスキーに、ビタミンやミネラルが豊富なはちみつをスプーン1杯入れると、甘い香りが広がります。

また、自然の甘みが口当たりをマイルドにしてくれるので、アルコールによる刺激を抑えたいときは、はちみつを多めに入れてみてください。

シナモン

シナモン、クローブ、バジルなどのスパイスは、「味に変化をつけたいが甘さは足したくない」というときにおすすめです。

特にシナモンは、ウイスキーの風味をまろやかにしてくれます。マドラーの代わりにシナモンパウダーやシナモンスティックを一振りしてみてください。

バター

バターはホットカクテルによく使われる食材のひとつ。

ホットウイスキーにバターを5gほど溶かすと、バター独特のコクが加わり、さらにリッチな味わいになります。そこにはちみつを加えると、甘みが増して美味しいです。

ウイスキーのお湯割りにぴったりなおつまみ

チョコレート

チョコレートに含まれる油分は、ウイスキーの苦味やアルコールの刺激を和らげ、飲みやすくします。

チョコレートとウイスキーはお互いの邪魔をすることなく、むしろ相乗的にお互いの香りや味わいを豊かに広げてくれる特徴があります。

ナッツ類

お酒のおつまみの定番、ナッツ類もウイスキーのお湯割りにぴったりです。

ナッツの歯ごたえと塩味がウイスキーの風味を引き立てます。

黒糖でコーティングしたナッツやココアピーナッツなど、甘いナッツ類もウイスキーのお湯割りによく合います。

ドライフルーツ

適度な酸味と甘みを併せ持つドライフルーツは、ウイスキーのコクを引き立てます。

ドライフルーツはレモン、オレンジ、パイナップル、マンゴーなど種類が豊富なので飽きません。

また、体に良い効果があるため、ヘルシーなおつまみとしてもおすすめです。

レーズンバター

レーズンバターは、バターとはちみつを練り合わせ、ラムレーズンで固めたもの。

少し大人の味がするのが特徴で、ホットウイスキーを飲んで温まった口の中でバターがとろけ、まろやかな美味しさが楽しめます。

ホット・お湯割りが美味しいウイスキーで香りを楽しもう！

ホットウイスキーに合う銘柄の選び方は、基本的に甘味が強いウイスキーを選ぶことと、ブレンデッドウイスキーを選ぶこと。

上級者は、あえて癖の強いウイスキーを選ぶことで、水割りやロックとは異なる「奥行きのある風味」を楽しめます。

ウイスキーの中でも、バーボンはバニラやメープルなど、甘味が特にわかりやすいので、初心者におすすめです。

以下の記事では、バーボンだけに限定して甘味が強い銘柄を紹介しています。